ストーカー対策の基本は個人情報の保護から

ストーカーから個人情報を守る方法
突然ですが、日本人は欧米人と比較して危機意識が低いと言われることがあります。それは犯罪の発生率や単一種族が暮らす日本において、周囲の人間との摩擦が少なかったことから、危機意識が低いという理論があります。
最近では、コンピューターセキュリティで、日本のレベルは欧米のそれより遅れており、ネットモラルでも低いという認識があります。

こうした背景が影響しているかは断言できませんが、個人情報に対する保守性が低いと思われます。

たとえば、インターネット上のサービスでSNSがあります。日本人の多くがこのSNSを使って他者と情報のやり取り、情報の公開をおこなっていますが、ここには個人情報が溢れています。

・電話番号
・連絡可能なメールアドレス
・個人宅の住所
・勤務先の住所
・仕事内容
・家族構成など

これだけの個人情報がSNSを通して世界中の誰でも閲覧することができる状態です。

そして、これらの情報を利用して、ストーカーはつきまといなとのストーカー行為を行うことがあります。

自宅への送り主不明の荷物や手紙、携帯電話や家の電話に非通知の無言電話、勤務先から自宅までのつきまといなど、SNSで公開している情報を元に、ストーカー行為はエスカレートしていきます。

これを防ぐためには、個人情報を自ら保護する必要があります。

・電話番号、メールアドレスをむやみにネットで公開しない。
・公共料金などの住所が記載された支払い伝票をそのまま捨てない。
・SNS上、または他のネットサービスに自分の素顔を晒さない。
・自宅周辺、自宅の中を写した写真をネットへ投稿しない。
・実名を公開してネットサービス利用しない。

他にも色々対策を取るべきことはありますが、最低でもここで紹介している方法を実践して、ご自分の個人情報をストーカーから守らなくてはなりません。




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